アバンティにあるカードラボのFNMに行って来ました。新環境は初のFNM。結果はというと……1-2の養分。この書き出しばっかりなんですがそれは。
 使用デッキはバントエンチャントレス。レシピは以下のとおり。
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バントエンチャントレス

土地23
2《島/Island(M12)》
5《森/Forest(LRW)》
6《平地/Plains(DDH)》
4《寺院の庭/Temple Garden(RAV)》
4《豊潤の神殿/Temple of Plenty(BNG)》
2《変わり谷/Mutavault(MOR)》

クリーチャー15
4《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix(BNG)》
4《加護のサテュロス/Boon Satyr(THS)》
4《開花の幻霊/Eidolon of Blossoms(JOU)》
1《太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun(THS)》
2《静穏の天使/Angel of Serenity(RTR)》

呪文22
4《豊穣の泉/Font of Fertility(JOU)》
4《マナの花/Mana Bloom(RTR)》
2《クルフィックスの洞察力/Kruphix’s Insight(JOU)》
1《原始の報奨/Primeval Bounty(M14)》
2《払拭の光/Banishing Light(JOU)》
1《安全の領域/Sphere of Safety(RTR)》
4《セレズニアの魔除け/Selesnya Charm(RTR)》
4《拘留の宝球/Detention Sphere(RTR)》

サイドボード15
1《真髄の針/Pithing Needle(RTR)》
3《霧裂きのハイドラ/Mistcutter Hydra(THS)》
2《神々の神盾/Aegis of the Gods(JOU)》
1《ギルドとの縁切り/Renounce the Guilds(DGM)》
2《盲従/Blind Obedience(GTC)》
2《ニクス毛の雄羊/Nyx-Fleece Ram(JOU)》
1《弁論の幻霊/Eidolon of Rhetoric(JOU)》
2《安らかなる眠り/Rest in Peace(RTR)》
1《神討ち/Deicide(JOU)》
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 ガバガバメインとサイド。払拭の光がFNM始まる前に集まりきらず2枚とかいう体たらくでスタート。

一回戦目:青黒神啓英雄的
 Game1 《撤回のらせん/Retraction Helix(BNG)》でテンポ取られてビートされて負け。
 Game2 ライフ2まで追い詰めて盲従でドレイン勝ち狙うも《難局/Hour of Need(JOU)》で飛行クロック出されて殴られ負け。
 ××

二回戦目:オルゾフアグロ
 Game1 横にいっぱい並んで負け。《威圧する君主/Imposing Sovereign(M14)》強いっす。
 Game2 《放逐する僧侶/Banisher Priest(M14)》に狩猟者が拉致されるも払拭の光で取り戻す。けど返しにまたも僧侶が狩猟者を誘拐してきて変わり谷含む全部で殴られて負け。
 ××

三回戦目:ドランミッドレンジ
 Game1 相手の方がマナフラッドしてる間にクロック引いて殴って勝ち。《漁る軟泥/Scavenging Ooze(M14)》が序盤大きくならなかったのでライフに余裕を持って戦えたのも大きかった。
 Game2 うまい具合に開花の幻霊が回り始めて勝ち。
 ○○

 回してて思ったのがさすがに払拭の光は4枚必要ということと豊穣の泉がすごく弱いということ。払拭の光は言わずもがな。これがないと除去の数が足りないので絶対必要。というか信心たまらない。別にヘリオッドは顕現しなくてもいいけどどうせなら破壊不能で殴りたい。
 豊穣の泉が微妙なのは組んでみて薄々は感じていたけど1ターン目に置けないと本当に弱かったため。開花の幻霊置いてからなら腐ってもキャントリップはさすがに嘘でした。キャントリップならマナの花が役割を持ってくれるし何よりこいつは壁にならない。これならエンチャントで無いということを加味しても《森の女人像/Sylvan Caryatid(THS)》の方が万倍マシ。アグロに対して序盤の壁として有効で豊穣の泉がしたいこととほぼ同じことができる女人像の方が優秀に思える。女人像にできず豊穣の泉にできることは土地そのものを持ってくるからマスデスを食らってもマナ基盤そのものが壊れないということ、狩猟者との兼ね合い、原始の報奨のゲインに貢献……。こう見るとできることが多そうだが2ターン目に引いた時の殺意と占術土地+泉みたいなハンドの時のやるせなさが相まって差し替えたいカードの候補として上がった。
 逆に原始の報奨は増やしたいくらい。報奨設置後はマナの花を出し入れしているだけで毎ターンクロックが飛躍的に向上する。前述の豊穣の泉を女人像に入れ替えると後引きの女人像もクロックに変換することができてすごく美味しそう。とにかく1枚でなんでもできる多機能さが優秀だった。
 マナの花は原始の報奨とサイドの盲従との兼ね合いが面白い一枚。X=0で唱えて毎ターン唱え続けることに意味があったり。狩猟者と開花の幻霊が並んでる時に出し入れすると宇宙。狩猟者でライブラリトップの土地を追い払ってから唱えて有効牌を引きに行く流れはめっちゃ楽しい。普通に使う分には2ターン目にX=1で置いて3ターン目開花の幻霊コース。次のターンまで無事に開花の幻霊が生き残ればドローエンジンとして機能します。
 クルフィックスの洞察力はとても微妙なカードで、最初は4枚次に3枚最終的に2枚に落ち着きました。もしかしたら1枚まで減らすかも。6枚めくって3枚までハンドに加える動きはめちゃくちゃ優秀な反面、3ターン目に最速でうちたいカードでも無いカードです。土地がある程度伸びた状態でないとエンチャントしか手に入らないカードなので欲しい土地が削り落とされる危険が常に存在してます。開花の幻霊の設置に成功したらハンドアドは有利になっていくので枚数欲しくないというのもありますが。
 さすがにガバガバすぎて改善点多いデッキですがなかなか面白いアーキタイプだと思います。テーロスを遊びつくしたい人にすごくオススメです。

 おわり。

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